2016年12月25日日曜日

3Gフィーチャーフォンの新品が激安で買える!!

タイで20年以上に渡って携帯通信の主流を占めていた2G(GSM)携帯電話の終焉が迫っています。13年から2GHz帯3G(W-CDMA)が本格的に導入されたものの、3Gが主流の座にあった期間は短く、15年以降はデータ伝送速度が圧倒的に速い4G(LTE)への移行が急ピッチで進められています。

タイの携帯大手3社のうち、AIS(パヤタイ区、SET上場)は16年6月30日で2G(GSMアドバンス)の電波を止め、3Gと4Gのみの運用になりました。dtac(パトゥムワン区、SET・SGX上場)とのローミング提携で引き続き2Gサービスは利用できるものの、そのdtacとtruemoveH(ホイクワン区、SET上場)もいつ2Gの運用を終了してもおかしくありません。未だに2Gケータイで音声通話をされている方は、早急に3Gへ移行する必要があります。

trueでは、残っている2Gユーザーを3Gに移行させるため、3G・2G両用のフィーチャーフォン『Super3』を発売しました。SIMフリー仕様のため、dtac2G・GSMアドバンスユーザーの移行にも利用できます。

日本のガラケーとよく似たストレート型の筐体に携帯電話としての基本機能を満載。簡易インターネットブラウザ『Opera Mini』を搭載し携帯電話用Webサイトの閲覧ができる他、Facebookのニュースフィードを閲覧できるアプリもあります。さらにデジタルカメラやFMラジオの機能も搭載、充電はAndroidスマホと同じMicroUSBで行えるとあっては、未だにノキアの2G専用フィーチャーフォンを使っている人も買い替えない手はありません。

さらに、タイの3Gは日本と同じ2.1GHz帯(W-CDMAバンド1)を使用しているため、従来タイで売られていた2G専用フィーチャーフォンと違って日本や韓国でも使えます。日本であればNTT docomoとSoftbank、韓国ではKT・SKテレコムの電波形式に対応しています。日本語表示はできず英語での使用になりますが、タイ人が旅行の際にローミングで使うだけでなく、日本人もdocomo系MVNOの格安SIM(IIJmio・Nifmo・0SIMなど)に音声プランを付けてSuper3で運用すれば非常にお得です。特に0SIMは、1カ月のデータ転送量が500MB以下なら無料なので、やり方によっては0SIMとSuper3の組み合わせでケータイ料金節約の「最強タッグ」を組めます。

データプランの料金を抑えたいなら、今まで使っていた大手のSIMをSuper3に付け替え、スマホを0SIMにすれば良し。大手のSIMをそのままにして、Super3に0SIMを付ければ、データ伝送がほとんどないので音声通話の基本使用料を700円にできます。どうしてもフィーチャーフォンを長く使い続けたい音声派携帯ユーザーや、2台持ちにもおすすめの1台と言えます。ただし、Super3は日本の技適マークを取得していないため、国内在住の日本人がそのまま使用すると違法になります。あくまでも在外邦人が一時帰国の時に使う、ないしは会社が海外出張者用に支給するなどの使い道と割り切るべきです。

毎度おなじみのMBKセンター(パトゥムワン区)4階では、Super3は390Bt.(1,300円)で販売されています。超実用的なタイのお土産として、何台か買っておいてください。