2017年8月10日木曜日

竹亭シーロム店が閉店!カオサン以来17年でバンコク撤退

カオサン通りで2000年に創業し、移転も含め都合17年間に渡って日本人旅行者に親しまれてきた日本レストラン『竹亭』(バンラック区)が、8月25日(金)でシーロム通りの店を閉め、歴史に一旦終止符を打つことになりました。オーナーの橋本修一さんがFacebookで明らかにしたものです。

ドゥシタニホテル(バンラック区)1階の高級日本料理店『将軍』に勤務したことのある橋本さんが、同店時代の料理人らを誘って独立した竹亭は、2000年6月にカオサン通りの『ナナプラザイン』(プラナコン区)1階にオープン。当初は日本人バックパッカーの全盛期で、バンコク旧市街地区でまともな日本食が食べられる数少ないレストランとして、連日人が絶えませんでした。
現在の竹亭は2005年8月、シーロム通りソイ10入口の現在地に2号店として開業しました。カオサンの本店にはなかった日本食ビュッフェ(食べ放題)を行うなどの努力で、中心街に勤めるタイ人ビジネスマンにも支持が広がり店としての全盛期を迎えます。

ところが、2009年3月。ナナプラザインの閉鎖に伴いカオサン本店は移転を強いられ、ランブトリ通りへ(前記事「ナナプラザイン、閉鎖」参照)。13年には賃貸契約更新に当たって家賃の大幅引き上げを狙った大家の策略により、13年間続いたカオサンでの営業を止めざるを得なくなってしまいます(前記事「カオサンで13年、竹亭本店が閉店」参照)。橋本さんはバンラック区のBTSサパンタクシン駅近くに後継店舗を確保しようとしたものの、結局オープンできずにシーロム店1店舗で事業を継続します。そして今年7月、3年間の賃貸契約を更新しようとした際に再び大家の家賃値上げ陰謀に巻き込まれ、事実上追い出されることが決まってしまいました。

橋本さんはFacebookのタイムラインに

「17年間店を営んできたバンコクの地を離れ、女将の実家がある中南部のプラチュアプキリカン市へ行く。向こうでの出店をマジで目論んでいる」

と書き込みました。バンコクからマレー鉄道で320km下ったタイ南部の入口ともいえる小さな県都で、橋本さんの新たなる戦いが始まります。