2017年8月2日水曜日

那覇空港初のジェットスター国際線就航へ!

ジェットスターアジアエアウェイズ(3K=JSA、シンガポール)は、日本2都市目となる那覇~シンガポール(チャンギ)線の定期運航を開始すると発表、航空券の販売をスタートしました。ジェットスターグループ4社を通じて初めての那覇空港発着国際線であるとともに、これまでシンガポール側からのプログラムチャーターとして運航していたものを日本発でも購入できるようにします。

《11月17日から有効》
3K792 OKA0930~SIN1340 月・金・日曜運航
3K791 SIN0220~OKA0830 月・金・日曜運航

(機材はエアバス320ceo エコノミークラスのみ180席)

那覇~シンガポール間では、本格航空会社(FSC)、格安航空会社(LCC)を通じても初の定期便となります。従来は、FSCであればチャイナエアライン(CI=CAL)、LCCならPeach(MM=APJ)、タイガーエア台湾(IT=TTW)などの便で台北・桃園空港へ出て乗り換えるルートが主流でしたが、毎日運航ではないとはいえ乗り換えが解消されます。

ジェットスターグループでは、オーストラリア(JQ=JST)にしか大型機がなく、ジェットスターアジアが既に持っている関空線は、台北桃園とマニラ(ニノイアキノ)のいずれかを経由して日本とシンガポールの間のフライトを行っています。2012年頃には直行もありましたが輸送力過剰を理由に短期間で廃止になり、スクートタイガーエア(TR=TGW)の前身の旧Scoot(TZ=SCO)が直行可能な性能を持つ大型機のB789で日本に就航した後も変わっていません。

これに対し、那覇とチャンギ空港の間はジェットスターアジアが保有するエアバス320でもギリギリ直行で飛べる距離にあり、先に出されたシルクエアー(MI=SLK)の広島直行便就航発表を受け、「那覇なら行ける」との判断に立った模様です。